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「第31回西日本食品産業創造展’21」(5/19~21/マリンメッセ福岡A館)


福岡の “いま” を伝える情報コラム <福岡2021レポート> 。

今回は、2021年5月19日(水)から21日(金)までの3日間、福岡市博多区のマリンメッセ福岡A館で開催された「第31回西日本食品産業創造展’21」について、会場の様子をレポートします。


会場のマリンメッセA館は、8,000㎡の多目的展示室(アリーナ)と、410㎡から44㎡までの大小5つの会議室を備えた、九州を代表するMICE・イベント施設です。


食に関する最新情報を発信する産業総合展として企画された「第31回西日本食品産業創造展」は、初日と2日目は商談中心のビジネスデー、最終日の3日目は一般・学生も入場可能となっており、3日間で約1万人が来場しました。

「西日本食品産業創造展」公式HP


会場の内外において新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、来場者の密集・混雑を避けるための案内サインが多く設けられています。


また、会場入口には消毒液・サーモグラフィーが設置され、ラインパーテーションとスタッフの案内によりスムーズな誘導が行われていました。


さらには、事前来場登録の有無による受付の振り分けや、行列ができた際の立ち位置の目印など、「密」をつくらない工夫が施されています。
8,000㎡の多目的展示室(アリーナ)には、食品産業に関連した180の企業・団体・学術機関などがブースを出展。最新の製品や情報の提供があり、会場内の各所で商談が行われていました。
こちらは、食品工場や給食施設などで使用されるエプロン、キャップ、アームカバー、フットカバーなどの展示ブース。

こちらは、大量の材料を加熱しながら撹拌する「加熱撹拌機」や、水様性のものから高粘度のものまで正確に定量充填可能な「充填機」のほか、「みじん切り機」や「うらごし機」「割卵機」といった食品加工機械の展示。

これは、一羽の鶏から骨などを取り除いた「正肉(しょうにく)」を料理に適した「精肉(せいにく)」の形に切り揃える機械設備で、食品工場や外食チェーンのセントラルキッチンなどで活用されているそうです。
こちらは、寿司のシャリを握る「寿司ロボット」の展示。おもに回転寿司・宅配寿司を扱う店舗やスーパーマーケットで活用されているそうです。
各種刃物や、食品・料理関連専門書の展示即売コーナーも。
包装やパッケージを取り扱う企業も多数出展していました。

こちらは、商品の箱やパッケージに「見えない印字」を施す機械。

特定の光を当てると文字が浮かび上がる特殊なインクが使われており、化粧品や果実などの高級商品の疑似品が、偽造された箱によって流通することを防ぐなど、幅広い産業分野でのトレーサビリティの確保に活かされています。
こちらでは、自社のオーブンを使ったパン作りを実演中。オンラインでは得られない、参加者の五感に訴えかけるプレゼンテーションが行われていました。
会場では、ブース展示のほか、各種団体によるイベントや識者を講師に迎えたセミナーなども多数開催されていました。

こちらは創作和菓子を紹介するコーナーです。(このアジサイがお菓子でできているなんて、信じられますか?)


職人や専門学生がその腕を競うコンテスト優秀作品の展示も行われ、来場者が足を止めて、その出来栄えに目を見張っていました。
2階のレストコーナーは、出展者や来場者の食事・休憩場所として設営されており、感染症予防の観点から、テーブル・椅子がスクール形式に配置されていました。

また、机上には席の「使用前」「使用後」を示すカードが置かれており、「使用後」となった席については、次の利用者のために速やかに消毒が行われるなど、徹底した感染症予防対策が見られました。

次回「第32回西日本食品産業創造展’22」は来年11月16日(水)~18日(金)に開催されるとのこと。食品産業関連の最新情報が得られる貴重な機会です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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