お知らせ
2012年5月20日(日)午前8時、イタリアのコスタ・クルーズ社が所有する大型クルーズ船コスタ・ビクトリアが、日本国内初の寄港地として福岡に初入港しました。
コスタ・ビクトリア(総トン数75,200t、総乗客数2,394人)は、「洋上でイタリアを感じよう」というコンセプトのもと、日常では味わえない感動を乗客に提供し、乗客全員の願いを叶えることができる“魔法の船”と言われています。
コスタ・ビクトリアは中国上海出発のため、乗客のほとんどは中国の観光客です。中央埠頭の国際ターミナルでは、語学ボランティア「ウェルカムサポーター」が、とびきりの笑顔と、元気いっぱいの「ニーハオ(你好)!」の挨拶とともに、福岡のガイドブックや地図を手にお出迎え。
一方、福岡市役所一階には、観光やお買い物客のための臨時案内ブースが設置され、天神を訪れた多くの中国人観光客の問合せに、親切・丁寧に対応しました。この日、天神周辺の商業施設は多くの中国人観光客で賑わい、まさに「アジアの玄関口・福岡」が感じられる一日となりました。
また、港では11時頃、福岡市長、福岡県知事をはじめとする多くの関係者が招かれ、停泊中のコスタ・ビクトリアに乗船。船内では、福岡初寄航を記念する、盛大な式典が催されました。
高島福岡市長は「博多港と福岡市の受入体制を充実させていくとともに、コスタ・クルーズ社と協力して市場の拡大に尽力していく所存です」と述べ、記念品を贈呈。続いて、小川福岡県知事も「コスタ・クルーズ社の誇る新たなクルーズ船が、福岡を初寄港地にお選びいただいたことを心から嬉しく思います」との謝意を伝えました。
式典に続き、コスタ・ビクトリアによる歓迎イベントを鑑賞。登場したエンターテイナーによるパフォーマンスに、参加者から盛大な拍手が送られていました。
その後、船内ツアーに出発。同船の豪華な施設、素晴らしい客室を目の当たりにし、誰もが夢と興奮と感動に溢れる“魔法の船”を実感したことでしょう。
夕刻、陽が傾き、離岸の迫る港には、一日の福岡観光を終えた観光客が随時帰着。お見送りのパフォーマンスや博多券番は大好評で、多くの観光客が記念撮影を行っていました。
また、プロモーションスペースで福岡のお土産を求める観光客も多く、大変な賑わいでした。
19時、コスタ・ビクトリアは、次の寄港地となる鹿児島へ出発。傾く夕日の中、水平線に消えゆく巨大な船影は、実に印象的でした。
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