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平安時代から受け継がれる「天満宮三大祭り」に行って来ました

 3月3日のひな祭りの日、太宰府天満宮へ「曲水の宴」の取材へ行って来ました。



「曲水の宴」は天満宮三大祭りのひとつで、毎年3月の第1日曜日に太宰府天満宮で催される「神事」の再現行事です。天満宮に祀られる菅原道真公が没した5年後である958年(天徳2年)に始まったとされます。


 


古くは古代中国の周朝~秦朝に始まったお祓いの儀式で、日本に伝わった後、水の流れる庭園で、衣冠束帯の殿上人、十二単の姫君などが緋毛氈(ひもうせん)の上に座り、水上から酒を満たした盃が自分の前に来るまでに和歌を短冊にしたため、飲み干した盃にその短冊を乗せて流す宮中行事として行われていました。



 梅が咲き誇る太宰府の表参道を、平安装束に身を包んだ姫君が参拝へ向かう姿は、古の神事の光景を彷彿とさせる美しさ。


 


   雅な姿に思わず見惚れてしまいました。


 


    


福岡親善大使の三人も十二単の姫君に扮し、美しさに華を添えました。


 


 身動きも出来ないほどの人出の中、参宴者は本殿へ。


 


 



 


 参拝を終えた参宴者が、曲水溝の畔へ向かいます。


 



 


 修祓の儀、筝曲演奏が行われた後に一同が着座。これに続いて白拍子の舞、神楽が奉納され、ようやく「盃の儀」の始まりです。



 


梅花の下によみがえる平安絵巻。太宰府では1963年に復活し、今年がちょうど50周年。


 


来年は太宰府まで足をのばし、この雅な光景を見守ってみては如何でしょう?


 


 


【天満宮三大祭り】


 


今回ご紹介した「曲水の宴」のほか、1月の「鬼すべ」と、9月の「神幸式大祭」を併せて「天満宮三大祭り」と称します。


 


「鬼すべ神事」(1月7日夜半~)


災難削除や開運招福を願い、境内東神苑の鬼すべ堂で行われる勇壮な火祭り。


 


「神幸式大祭」(9月20日~25日)祭神道真公の御霊をお慰めすると共に、皇室のご安泰と国の平安、そして五穀豊穣を感謝する秋祭り。

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